アメリカのトランプ大統領は、NATO(北大西洋条約機構)の首脳会議に出席するため、オランダに到着。トランプ大統領は「イスラエルのネタニヤフ首相に攻撃をやめるよう迫り受け入れられた」と明らかにし、停戦の実現に自信を示した。イランの体制転換について「望んでいない」と表明。トランプ大統領はNATO加盟国に対し、防衛費の負担が少ないとして、GDP比に対する防衛費の割合を5%に引き上げるよう求めている。加盟国は防衛費の目標を現在の2%から5%に引き上げることで合意する見通し。ウクライナ支援については中東情勢や貿易問題の脇に追いやられる形となり、NATOの結束を維持するためトランプ氏への配慮が目立つ会議となりそうだ。
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