米ロ首脳会談について。トランプ大統領は「生産的な会談だった」と述べた。その上で「いくつかの重要な部分では完全な一致に至っていないが進展はあった」などととした。一方プーチン大統領は「根本の原因が取り除かれなければならない」と述べた。プーチン氏が話す根本の原因について渡辺さんは「ロシアはウクライナのNATO加盟を阻止するために侵攻を行っている」などと話した。今後のアメリカの動きについては「ロシアが停戦に応じる姿勢を見せればトランプ大統領は米ロにウクライナを加えた三者会合の実現に動くかもしれない。逆にロシアが停戦に応じない姿勢なら追加制裁を科す可能性がある」などと話した。今後のロシアの動きについては「仮に三者会合の準備が進んだとしてプーチン大統領がそれに応じるかが焦点。ロシアとウクライナの和平案には大きな隔たりがある。交渉が不調に終わればロシアは一方的に併合を宣言した地域に掌握にさらに注力していくだろう」などと話した。
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