広島・安芸太田町では4年前唯一あった訪問介護の事業所が閉鎖した。利用していた99歳の寄田尊さんは目が見えず、週3の訪問介護が必要であるがサービスを受けられるのは隣町のヘルパーが来る、週1のみ。寄田さんのようなケースは増えており町では高齢者の介護計画としてヘルパー派遣の依頼を行っているが断られていたりしている。一方、週1で訪れるヘルパーも厳しい状況に直面している。2つの街をカバーするため長距離を移動をするため訪問件数がどうしても減ってしまう。この日は100キロ超の移動を行った。移動時間は報酬には反映されず、燃料費もかさむため事業所も赤字が続いている。寄田さんの娘さんは毎週1時間以上をかけて身の回りの世話を行っているが娘さんも病気を患っておりいつまで介護を続けられるか不安を感じている。