映像では太平洋側からの津波の映像が多かったが、日本海側は平気なのか?という疑問に対して解説。津波を伴う地震の発生が危惧されるところは沖縄を含めて太平洋側はほぼ全域となっており、日本海側でも日本海中部地震などが起きたこともあり、日本海側であっても津波の可能性はある。また、地震が発生した場所と津波の発生場所は全く同じではなく、日本の沿岸部はどこにいても津波が来ると考えるべきだと伝えた。
「ふつうの波」と「津波」の違いについて解説。「ふつうの波」は風などの影響で波の山が繰り返し、海面の表面が動いている状態だが、「津波」は海底から海面までの海水全体の動きなので破壊力は非常に大きい。また、津波の大きさにはスピードも関係しており、深いところではジェット機並みの速さでやってくる。水深が浅くなればなるほど遅くなり、陸地の近くでは時速36kmほどになるが、後ろから来る水が追いついてきて沿岸部までくると高くなって流れ込んでくるので、津波が来る前に逃げることが大事になると伝えた。東日本大震災のときは震源域が沿岸部から離れていたため20~25分くらいで津波が到達したが、南海トラフ巨大地震では特に静岡県の辺りは震源域が近いため場所によっては約1mの津波だが2分ぐらいで到達するという。小さい津波だが、人間は膝ぐらいまで来ると立ってはいられなくなり、60cmにもなると車が浮き、2mになると木造家屋が倒壊してしまう。大きな被害が想定される津波だが、日本各地で防災対策が進んでおり、今回は静岡県に注目していく。
「ふつうの波」と「津波」の違いについて解説。「ふつうの波」は風などの影響で波の山が繰り返し、海面の表面が動いている状態だが、「津波」は海底から海面までの海水全体の動きなので破壊力は非常に大きい。また、津波の大きさにはスピードも関係しており、深いところではジェット機並みの速さでやってくる。水深が浅くなればなるほど遅くなり、陸地の近くでは時速36kmほどになるが、後ろから来る水が追いついてきて沿岸部までくると高くなって流れ込んでくるので、津波が来る前に逃げることが大事になると伝えた。東日本大震災のときは震源域が沿岸部から離れていたため20~25分くらいで津波が到達したが、南海トラフ巨大地震では特に静岡県の辺りは震源域が近いため場所によっては約1mの津波だが2分ぐらいで到達するという。小さい津波だが、人間は膝ぐらいまで来ると立ってはいられなくなり、60cmにもなると車が浮き、2mになると木造家屋が倒壊してしまう。大きな被害が想定される津波だが、日本各地で防災対策が進んでおり、今回は静岡県に注目していく。