1966年の大地震に耐えたナボイ劇場の建設には日本人も関わっており、日本への信頼につながっている。またJICA(国際協力機構)はウズベキスタンと協力して、日本での暮らしや働き方などを発信するサイトを今月中に開設する準備を進めている。北海道大学スラブユーラシア研究センター・宇山智彦は「ロシア以外に働き先を広げたいウズベキスタンと人材不足に直面している日本の思惑が一致しており、一定数日本に来たい人がいると思う。ただ労働力はほかの国も求めているので楽観できない。来日の前後で日本語教育を受けられ、技能を身につけてもらえる態勢を整えることが重要」と指摘する。