沖縄・名護市のビーチのすぐそばにある球場で行われている新庄剛志監督率いる北海道日本ハムファイターズの春季キャンプを全力取材。去年、パリーグ2年連続最下位から2位に躍進した北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督(53歳)は「4年目あるとは思ってなかった。3年で終わりと思っていたから、さぁどうや!どういう野球していこうかな!って楽しみで仕方ない」と語った。去年、日本一になったら勇退を考えていたという新庄監督の去年のスローガン「大航海」。続投を決めた就任4年目のスローガンは「大航海は続く」。午前8時半、小雨降る中、多くのファンが集まっていた。すると、新庄監督が恒例の電動キックボードで、さわやかに球場入り。ファン歴30年のお父さんは「新庄監督が来てくれて、太陽のような監督なのでファンも温かくしてくれた」、ファン歴4年の娘さんは「優勝してほしいけど、(監督を)辞めて欲しくない」と話していた。ファンからも愛されている新庄監督だが、就任4年目の今年のキャンプでは指導法に大きな違いがあった。去年のキャンプでは、新庄監督は選手に近づいてアドバイスを送っていたが、今年は選手と距離を取って見守っているような場面が多く見られた。キャンプインの前日、新庄監督は「強いチームになったので選手任せ」と語っていて、去年、リーグ2位と成長した選手への信頼から、それぞれが課題を見つけられるように自主性を尊重しているという。その指揮官の変化について、24歳で攻守にわたりチームを牽引する万波中正(24歳)は「(新庄監督は)去年まで結構、いろんな指示を出していたが、(今年は)それもだいぶ減ってきた。“見ているだけ”に近いので、もう任せてもらえているのかな。そういう判断をしてもらえるようになったのは、選手として光栄なこと」と語った。万波中正(24歳)は、新庄監督が就任した4年目から試合出場が激増。去年は、ここぞの場面でのホームランや驚くほどの強肩で幾度となくチームを救うなど、チームの象徴的存在となった。去年、取材した時はお茶目な印象だったが、今は風格も増して自覚も芽生えてきた万波中正は「引っ張っていかなきゃいけないのは、自分としても感じる。いい結果を示していきたい」と語った。
万波中正(24歳)とともに“若手のキーマン”としてチームを引っ張るのは、去年、“侍ジャパン”にも選出された清宮幸太郎(25歳)。就任当初から新庄監督は、清宮幸太郎に対して「ちょっと痩せない?(メディアの)みんなもプレッシャーかけて!」と、“愛のいじり”で叱咤激励し続けてきた。清宮幸太郎は「オフシーズン入る前には(新庄監督から)『太るなよ!』(と言われた)。“一生ほめない”みたいな感じで、いつも言われているので。でも他の人とは違う扱いは僕は好き。(去年、Aクラスの2位を経験して)“勝ちに飢えている。勝つって楽しい”というのが本当に改めて感じられた。(今シーズンは)序盤から終盤までチームを引っ張り続けたい」と語った。就任から3年間で育てた若さあふれる選手たちが躍動し、去年は12球団で一番の逆転勝利数を誇るなど“記録と記憶に残る”新庄ファイターズ。「自立」と「自律」を促すキャンプで、選手たちはどんな成長を遂げるのか?攻守にわたりチームを牽引する万波中正(24歳)は「チームとしても若いので、勢いみたいなものもあったりする。見ていて、間違いなく応援していて楽しいチームじゃないかな。(新庄監督は)自分の中で一番プロに入ってから長い監督になるので、指揮をとってもらっている間に優勝したい」、“若手のキーマン”清宮幸太郎(25歳)は「今年はボス(新庄監督)を漢にする。その期待に応えたい」と語った。
万波中正(24歳)とともに“若手のキーマン”としてチームを引っ張るのは、去年、“侍ジャパン”にも選出された清宮幸太郎(25歳)。就任当初から新庄監督は、清宮幸太郎に対して「ちょっと痩せない?(メディアの)みんなもプレッシャーかけて!」と、“愛のいじり”で叱咤激励し続けてきた。清宮幸太郎は「オフシーズン入る前には(新庄監督から)『太るなよ!』(と言われた)。“一生ほめない”みたいな感じで、いつも言われているので。でも他の人とは違う扱いは僕は好き。(去年、Aクラスの2位を経験して)“勝ちに飢えている。勝つって楽しい”というのが本当に改めて感じられた。(今シーズンは)序盤から終盤までチームを引っ張り続けたい」と語った。就任から3年間で育てた若さあふれる選手たちが躍動し、去年は12球団で一番の逆転勝利数を誇るなど“記録と記憶に残る”新庄ファイターズ。「自立」と「自律」を促すキャンプで、選手たちはどんな成長を遂げるのか?攻守にわたりチームを牽引する万波中正(24歳)は「チームとしても若いので、勢いみたいなものもあったりする。見ていて、間違いなく応援していて楽しいチームじゃないかな。(新庄監督は)自分の中で一番プロに入ってから長い監督になるので、指揮をとってもらっている間に優勝したい」、“若手のキーマン”清宮幸太郎(25歳)は「今年はボス(新庄監督)を漢にする。その期待に応えたい」と語った。