横山裕マラソン子ども支援募金の使い道。シングルマザーの家庭で育ち、家計を支えるため、働きながら幼い弟の面倒を見てきたSUPER EIGHT・横山裕。自身の生い立ちからチャレンジを決めたのが全国の支援を必要とする子どもたちへ子ども支援チャリティーマラソン。全国からの寄付金総額は7億40万8600円。その後の集計でチャリティーマラソンを通じた総額は7億9186万1759円にのぼった。寄付金をどのように使うべきかを横山裕と考えていく。三男・充さんがお世話になった児童養護施設東光学園を訪れる。子どもたちから表彰状が贈られた。子どもたちが今、何を必要としているか教えてもらう。子どもたちにとって大好きなごちそうを食べられる年に一度の誕生日の外食は毎年の楽しみだったが、物価高の影響で今年は見送ることになった。経済状況によって子どもが十分な体験の機会を得られない体験格差が近年、社会問題となっている。子どもたちにさまざまな体験をしてもらうための外食券、レジャー券を全国606の養護施設へ贈る取り組みを進める。子どもたちを見守る職員の人材不足が問題となっている。勤務時間の半分が家事にあてられているのが現状。職員不足の負担を少しでも軽くするため、時短になる生活家電を全国606の養護施設へ届ける予定。24時間テレビ放送後、三男・充さんが東光学園を訪れた。施設退所後、連絡が取れない子どもは全体の約半分ににのぼるため、NPO法人えんじゅと連携し、施設を出た後も子どもを1人にさせないためのさまざまな取り組みを行っている。支援を必要としているのは児童養護施設の子どもたちだけではない。約9人に1人が経済的な事情で十分な食事や教育を受けられない状況にある(厚生労働省2022年国民生活基礎調査をもとに算出)。
