去年8月、朝5時牧場の1日が始まる。ネパール出身のリプリヤさんは日本語や農業に関する試験に合格し特定技能外国人として牧場に採用された。給料や勤務時間など日本人と同じ条件で働いている。リプリヤさんは牧場の離れで一人暮らしをしていて、給料の半分を越える10万円以上をふるさとの家族に仕送りしているという。
リプリヤさんの母国・ネパール。若者の失業率が20%を超える中、日本で働こうという人が増えている。リプリヤさんは首都から車で3時間あまりかかる山間の集落に暮らしていた。実家は酪農や農業を営んでいるが事業拡大に失敗し多額の借金をかかえていた。大学で経営学を学んでいたが、中退し家族のために日本で働くことを決めたという出発前に決意を動画にしていた。
リプリヤさんを採用した伊藤美郷さんはこの牧場の三代目。5年前に父から受け継ぎ夫の翔太さんと経営している。しかし経営と子育てを両立させるのは簡単なことではない。日本人の従業員が見つからない中、外国からの働き手に頼ることにした。
去年11月、来日して4カ月リプリヤさんは初めて雪国の冬を迎えようとしていた。美郷さんたちは食事会の準備をしていて、隣の牧場からベトナム人従業員も招いた。4日後、定期的に行っている面談で特定技能外国人と受け入れ先をサポートする機関からネパール人スタッフも参加した。伝えたのは日本での働き方を改めて徹底してほしいということだった。
2月、来日して半年で任される仕事も増えた。4月、リプリヤさんが心待ちにしていた日がやってきた。別の牧場で働くネパール人の親友のもとで2泊3日の休暇を過ごすという。親友のラシラさんは牧場で3人のネパール人とともに働いている。美郷さんには心配の種もあった、さみしいと友達のいる牧場に行きたくなるのではないかという不安。親友たちとの時間はあっという間に過ぎ、帰り道にリプリヤさんがずっと言えなかったことを口にした。友達に会ってもいいかとのことだった。週に一度日本語の授業に参加した。美郷さんの子どもたちもリプリヤさんを支えた。
リプリヤさんの母国・ネパール。若者の失業率が20%を超える中、日本で働こうという人が増えている。リプリヤさんは首都から車で3時間あまりかかる山間の集落に暮らしていた。実家は酪農や農業を営んでいるが事業拡大に失敗し多額の借金をかかえていた。大学で経営学を学んでいたが、中退し家族のために日本で働くことを決めたという出発前に決意を動画にしていた。
リプリヤさんを採用した伊藤美郷さんはこの牧場の三代目。5年前に父から受け継ぎ夫の翔太さんと経営している。しかし経営と子育てを両立させるのは簡単なことではない。日本人の従業員が見つからない中、外国からの働き手に頼ることにした。
去年11月、来日して4カ月リプリヤさんは初めて雪国の冬を迎えようとしていた。美郷さんたちは食事会の準備をしていて、隣の牧場からベトナム人従業員も招いた。4日後、定期的に行っている面談で特定技能外国人と受け入れ先をサポートする機関からネパール人スタッフも参加した。伝えたのは日本での働き方を改めて徹底してほしいということだった。
2月、来日して半年で任される仕事も増えた。4月、リプリヤさんが心待ちにしていた日がやってきた。別の牧場で働くネパール人の親友のもとで2泊3日の休暇を過ごすという。親友のラシラさんは牧場で3人のネパール人とともに働いている。美郷さんには心配の種もあった、さみしいと友達のいる牧場に行きたくなるのではないかという不安。親友たちとの時間はあっという間に過ぎ、帰り道にリプリヤさんがずっと言えなかったことを口にした。友達に会ってもいいかとのことだった。週に一度日本語の授業に参加した。美郷さんの子どもたちもリプリヤさんを支えた。
