世界のキタノ、最新作は”実験的作品”。北野武監督の映画最新作「Broken Rage」の記者会見がきのう行われた。脚本・主演を務めた北野監督を始め、浅野忠信さん、大森南朋さんら豪華俳優陣が登壇した。監督自ら”実験的”と称する作品は、約60分の映画を前半・後半パートに分け前半は、警察と暴力団の間で板挟みとなった殺し屋の奮闘を描かれるハードなクライムアクション。後半は前半と同じ物語をコメディータッチのセルフパロディーで描くという斬新な二部構成になっている。その斬新さが受け、去年9月ベネチア国際映画祭で上映された際には、上映後にスタンディングオベーションが起きた。