ことしを代表することばを選ぶ新語・流行語大賞。発表会見ではノミネートされた30の中からトップテンのことばに関わった人たちが登場した。まずはスポーツ界から「初老ジャパン」。平均年齢41歳、パリオリンピックの馬術で92年ぶりのメダルを獲得した大岩義明選手ら総合馬術団体の選手たちが登場。また陸上女子やり投げ金メダリストの北口榛花選手は「名言が残せなかった」でベストテン入りした。お金にまつわることばとしては政治とカネを巡る「裏金問題」。SNSでの闇バイトの募集でも使われている「ホワイト案件」。そして「新紙幣」で登場したのは一万円札となった渋沢栄一の出身地、埼玉県深谷市の小島進市長だった。エンターテインメントからはダンス動画も話題になったヒップホップユニット、CreepyNutsの楽曲名「Bling−Bang−Bang−Born」。そして年間大賞に選ばれたのは民放のドラマ「不適切にもほどがある!」を略した「ふてほど」。会見には主人公を演じた阿部サダヲが登場した。