きのう最後の日を迎えた茨城県のイトーヨーカドー龍ケ崎店。アニメ「クレヨンしんちゃん」に登場する店のモデルとなった埼玉県春日部市の店舗など、イトーヨーカドーは全国各地で閉店が相次いでいる。2年前には全国に120店舗以上あったが業績不振により、親会社のセブン&アイ・ホールディングスは92店舗にまで縮小させる計画を発表。きのう埼玉県と千葉県の2店舗も閉店し計画が完了。セブン&アイ・ホールディングスは去年10月、コンビニ以外の事業を分離しスーパーストア事業などを束ねる中間持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」を設立、株式の半分以上を売却する手続きを進めていて現在アメリカの投資ファンド「ベインキャピタル」に優先交渉権を与える方針。コンビニ事業への集中を加速させ企業価値を高めたい考え。