身の回りの音の理由を調査。まず向かったのは都内の交差点。耳をすませてよく聞いてみると「カッコー」と「ピヨ」の2種類が聞こえる。使い分けのポイントは交通量の多さ。交通量の多い道路を渡るときには「ピヨ」と音が鳴り、交通量の少ないほうの道路をわたるときは「カッコー」の音が鳴るという。これにより目が不自由な人も道路の規模を知ることができ、注意して渡ることができる。さらによく聞くと渡る時に真上にあった信号機からは「ピヨピヨ」、渡る先の信号機からは「ピヨ」となっている。これは音が違うことで自分がどの方向にいるのか判別するためとのこと。「カッコー」もよく聞くと「カッコー」、「カカッコー」と使い分けていた。横断歩道では進むべき方向が音で分かるようにしていた。ちなみに東西南北の方向で「カッコー」と「ピヨピヨ」を使い分けている自治体もあるとのこと。