地球温暖化が進むと太平洋側を中心に気温上昇の影響で土壌の乾燥が進むと見られる。峠准教授によると雨が増えると予測される地域があるが気温の上昇によって土壌の水分の蒸発が進み雨の影響を上回ると考えられているという。山火事の延焼が拡大すればふもとの住宅地まで燃え広がる可能性がある。関東でも周囲に山林がある地域では決してひと事ではない。火を出さないことがまず重要なので火災リスクが高い状況なのか情報を集めることが重要。この冬から新たに始まった林野火災注意報と林野火災警報という制度がある。林野火災注意報は雨が少なく空気が乾燥しているなど一定の条件のもとで屋外での火の使用を控えるよう呼びかけるもの。さらに強風注意報が出るなど風が強い場合は林野火災警報が発表される。屋外での火の使用を制限するもので罰則規定もある。東京都でも23区は対象になっていないが調布市や八王子市、町田市などが発表対象となっている。呼びかけを行うのは市町村や消防。東京消防庁はウェブサイトで発表状況が分かるようにしている。そのほかの地域でもSNSや防災無線で呼びかけをしている。ただ始まったばかりの制度で浸透するために取り組みが求められる。林野火災のシーズンは春先まで続くので、火の取り扱いには一層、注意が必要だ。
