千葉県千葉市。そこにあったのは普通の横断歩道。何が危険なのか。近隣住民は「止まってくれる車なんてない」などコメント。この横断歩道は歩行者がいても車が止まらないのだそう。しかもここは通学路。朝の時間帯は子どもたちが通る。そこで朝の通勤通学の時間帯で観察してみると。小学生の女の子が待っていても、車は一台も止まらず。横断歩道を渡るまでに8台の車が通過していった。さらにある女性はバスに乗ろうと急いでいたが、車が止まらないため渡れず目の前でバスが出発してしまった。スタッフも実際に渡ろうとするが、5台通り過ぎてからやっと渡れた。こうした止まらない行為は横断歩行者等妨害等違反となり、3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金。通勤通学の時間帯を2日間合計3時間観察した結果、58台の車が歩行者がいても止まらなかった。なぜ歩行者がいても止まらないのか。この道路を利用する人に聞いてみると「ここは抜け道になっている。みんな狭いと分かっているから好きこのんではこない。車乗る人からすれば早めに通り抜けていきたいところ」など話した。