財務省前でに集まった人が訴えていたのは消費税の廃止や財務省の解体。午後4時から始まったデモは歩道を半分埋め尽くし警察も交通整理を行っている。財務省への批判の声が高まったのは、去年11月。所得税が生じる年収103万円の壁を国民民主党の主張どおり178万円まで引き上げた場合政府は7兆円以上税収が減るとの試算を公表。SNSで税制を担う財務省に怒りの矛先が向いた。税制を巡る動きが活発化する中、国民民主党のナンバーツー、榛葉幹事長は「国民の悲鳴。痛みを受け止めてしっかり政治をやるべき」とコメント。与野党の協議は今週、最後の山を迎える。