ドジャースは、いよいよワールドシリーズ進出をかけたリーグ優勝決定シリーズに突入し、ドジャース・大谷翔平とメッツ・千賀滉大の日本人対決が実現した。さらに、第2戦も速報で伝える。いよいよリーグ優勝決定シリーズがスタートし、先に4勝したチームが30球団の頂点を決めるワールドシリーズに進出する。ドジャースの相手は東地区3位のワイルドカード枠から勝ち上がってきたメッツ。きのうの初戦、メッツの先発はケガから復帰した千賀滉大(31歳)で、再び大谷翔平との日本人対決が実現した。2人の対戦は同じパリーグ同士だったプロ野球時代から含め26回で、成績は大谷翔平の26打席・6安打(2本塁打)・13奪三振。大谷翔平は2本のホームランを打っているが、13個の三振を奪っている千賀滉大に分がある。今シーズン初対決の第1打席、大谷翔平をセカンドゴロに打ち取った千賀滉大に軍配が上がる。しかし千賀滉大は、次のバッターから制球が定まらず3者連続のフォアボール。この場面でドジャースのマンシーが2点タイムリーヒットを放ち、ベンチの大谷翔平も“バンザイ”のリアクション。2度目の対決となった2回の第2打席では、大谷翔平が千賀滉大からタイムリーヒットを放ち、今度は大谷翔平に軍配が上がる。大谷翔平はポストシーズンでの得点圏打率が8割と、チャンスに強い。千賀滉大は、1回3分の1を投げて失点3・四球4の成績で降板した。この後、大谷翔平は2塁への盗塁を狙うが、まさかの失敗。これまで36回連続で盗塁に成功していたが、3か月ぶりの失敗となった。それでも大谷翔平は第3打席、フェンス直撃の一打を放ち、ドジャースが5点目を奪う。さらにフリーマンもヒットを打つと、大谷翔平は全力疾走でホームイン。その後も投手陣がメッツを0点に抑え込み、ドジャースが勝利。ワールドシリーズまであと3勝とした。大谷翔平も5試合ぶりの複数安打でチームに貢献した。試合後、大谷翔平は「チームとして得点圏に(自分の前に味方が)多くチャンスメークしてくれている。自分自身がより集中できている要因」と語った。試合結果は、ドジャース9−0メッツ。大谷翔平の成績は、4打数・2安打・1打点。現在、リーグ優勝決定シリーズの第2戦が行われていて、この後、超速報で伝える。