去年10月から12月までのGDP速報値は、実質の伸び率が前期比プラス0.7%だった。年率換算ではプラス2.8%で3四半期連続プラスとなった。項目別ではGDPの半分以上を占める「個人消費」がプラス0.1%と低い伸びになった。一方で企業の「設備投資」がプラス0.5%となり、半導体やソフトウェアへの投資が増えた。今後の行方はトランプ関税が握っているとみられ、専門家は「日本の対米輸出額の3割を占める自動車の関連企業が打撃を受ければ、賃上げの広がりが難しくなる心配も出てきそうだ」などと話している。
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