1992年に26歳の若さで亡くなった尾崎豊さんは苦悩や葛藤など生きる意味を歌にし、若者達から圧倒的な支持を集めた。通っていた高校の近くにある記念碑には今も多くの人が訪れている。埼玉県・朝霞市の尾崎豊さんの実家では兄の尾崎康さんが老朽化で実家の取り壊しを検討。康さんは豊さんとは5歳違いで公務員だった父とパートをしていた母との4人暮らしだった。家の中には豊さんの思春期を思い出させる跡が今でも残っている。豊さんが多くの時間を過ごした部屋は康さんが使わなくなっていたギターを手にとり、この部屋で1日中ギターを弾き歌詞や曲を練っていた。尾崎豊さんは18歳でデビューし、瞬く間に時の人になったという。