- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 西阪太志
オープニング映像と挨拶。
上川外務大臣が中国の王毅外相と会談し、日本産水産物の輸入停止措置の撤廃を求め、戦略的互恵関係の推進や外相の相互訪問を検討することなどで一致。上川大臣は、韓国のパク・チン外相と会談する予定。日中韓外相会議が対面では4年ぶりに開催され、上川外相は日中韓首脳会議の早期開催を働きかけるとみられている。
札幌の中継映像と全国の天気予報、3ヶ月予報を伝えた。寒冬・暖冬の基準を解説。
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- 札幌(北海道)
1992年に26歳の若さで亡くなった尾崎豊さんは苦悩や葛藤など生きる意味を歌にし、若者達から圧倒的な支持を集めた。通っていた高校の近くにある記念碑には今も多くの人が訪れている。埼玉県・朝霞市の尾崎豊さんの実家では兄の尾崎康さんが老朽化で実家の取り壊しを検討。康さんは豊さんとは5歳違いで公務員だった父とパートをしていた母との4人暮らしだった。家の中には豊さんの思春期を思い出させる跡が今でも残っている。豊さんが多くの時間を過ごした部屋は康さんが使わなくなっていたギターを手にとり、この部屋で1日中ギターを弾き歌詞や曲を練っていた。尾崎豊さんは18歳でデビューし、瞬く間に時の人になったという。
尾崎豊さんの存在は弟の尾崎康さんにも影響を与え現在埼玉弁護士会の会長を務め地方試験に合格した直後から若者が関わる事件や児童虐待事件に携わっていた。康さんは仲間の弁護士達と虐待などを受けた子供を保護する子供シェルターの運営にも関わっている。豊さんが歌で訴えた若い世代の生き辛さは今の時代でも変わっていない事から康さんは子供達と向き合い続けていた。康さんは豊さんが実家の玄関前のスロープに刻んだメッセージを弟の繋がりとして実感しているという。
フィギュアスケートNHK杯男子シングルで鍵山優真選手が優勝し、宇野選手は2位。
ヴィッセル神戸が名古屋グランパスに勝利し、クラブ創設から29年目で初優勝を果たした。
国立成育医療研究センター社会医学研究部森崎菜穂部長らのグループが7県に住む40~74歳の約11万人を対象に出生時の体重と生活習慣病の状況についてアンケート調査を行った。グループが分析したところ、心血管疾患のリスクは出生時の体重が3kg台だった人と比べると1.5kg未満では1.76倍、1.5kg~2.5kg未満では1.25倍など出生時の体重が軽いほどリスクが高くなっていた。高血圧や糖尿病も同様の傾向があった。グループは、出生時に低体重でも食生活や運動習慣などを気をつけることでリスクを減らすことができるとしている。
今月30日から国連の気候変動対策の会議がドバイで始まる。気候変動対策として注目されているのが、自然を回復させることで二酸化炭素を吸収してもらう考え方で、その鍵を握っているのは国立公園だという。今回は、環境特別広報大使を務める柴咲コウさんが夏に阿蘇くじゅう国立公園を訪ねた。阿蘇五岳の中岳の火口からは噴煙が上がっており、国立公園の中で4万人以上が暮らしている阿蘇カルデラ、阿蘇のシンボル・草千里に向かった。毎年2月に野焼きをして夏に一面の緑が広がる草原は気候変動を食い止め、生物多様性を守る役割を果たしている。阿蘇の草原では600種類以上の植物が見られ、鳥やチョウなどの楽園でもあり、人が関わることで草原が守り続けられている。野焼きは一見地球温暖化に悪そうだが、続けることで土の中に炭素を蓄えていて、排出する量を上回っているという。阿蘇地域の全世帯が排出する二酸化炭素の量の1.7倍を草原が吸収している。また、水を蓄える力にも優れていて湧水が1500か所以上もあるという。
阿蘇の人たちが大事にしている御田祭は1000年以上も受け継がれている。また、阿蘇では草原の保全に繋がるユニークな取り組みが行われていて、電動アシストが付いた自転車のE-BIKEを利用して草原を観光客に体験してもらうものだ。その際にE-BIKEのレンタル料などとは別に阿蘇の草原の保全料を1人あたり1000円払ってもらっている。E-BIKEは道の駅阿蘇のサイクルステーションをはじめ、阿蘇の各地で専門の資格を持つガイドが案内し、初心者でも楽しめる。来年、設立から90周年を迎える阿蘇くじゅう国立公園では範囲の拡大などが検討されている。世界では失われてきた自然などを2030年までに回復軌道に乗せるネイチャーポジティブに注目が集まっていて、2030年までに陸と海の保全区域を30%以上に増やす30by30が目標だが、その実現の鍵が国立公園だ。
全国の気象情報を伝えた。