- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎
19日、アルゼンチンで4年に一度の大統領選の決選投票が行われ、右派の下院議員・ミレイ氏が勝利した。ミレイ氏はアルゼンチンのトランプ氏とも呼ばれており、中央銀行を廃止し、ドルを法定通貨にすると主張するなど、過激さで注目されている。現政権などが重視する中国などとの関係を見直し、親米路線に転換すると主張しており、今後、外交関係にも影響が出そう。
北朝鮮が軍事衛星を打ち上げたと発表。韓国との緊張が高まっている。韓国は北朝鮮と結んでいた軍事合意の効力を一部停止、軍事境界線付近での監視・偵察活動を再開している。これに対し、北朝鮮も「すべての軍事的措置を即時再開させる」と発表している。
生成AIのChatGPTを開発したアメリカのベンチャー企業「OpenAI」について、解任されたサム・アルトマン氏がわずか5日でCEOに復帰した。全体の9割を超える社員が、アルトマン氏が復帰しなければ退社し、アルトマン氏をヘッドハントしたマイクロソフトに移る可能性があると主張したという。今後は混乱した会社の経営をいかに正常化するかが課題となる。
台湾総統選挙について、きのう立候補が締め切られた。立候補したのは3人。中国と対立する民進党の候補に対し、中国との対話を求める野党・国民党など2人の候補が対立している。最大野党国民党と民衆党は候補者一本化を進めていたがまとまらなかった。台風の目となりそうだと予想されていた郭台銘氏は立候補しなかった。投票は来年1月13日。
コーヒーの一大産地・エスピリサント州ではコーヒー栽培にとって天敵ともいえる鳥「ジャクー」がいる。そのジャクーの糞を利用した「ジャクー・コーヒー」が生産され、“ブラジルで最も高価なコーヒー”といわれるようになった。ジャクー・コーヒーを提供しているカフェの店主は「ふだん飲むコーヒーとまったく違うという声が多い。みんな、高価でも一度は飲んでみたいと思っている」と話した。価格は1杯1200円だという。 ジャクーはホウカンチョウ科で、南米大陸にしか生息しない絶滅危惧種だという。ジャクーは収穫前の赤く熟したコーヒーの実を食べてしまう天敵だったが、貴重な鳥のため駆除ではなく共存を考えた。コーヒーの実を食べたあとのジャクーの糞で商品開発をすることになり、インドネシアで作られているジャコウネコの糞から取るコーヒー。独特のコクと香りがあり、高値で取引されている。ジャクー・コーヒーの商品化にはさまざまな苦労があったといい、最初は集めた糞を通常のコーヒーと同じように洗って使用していたが、うまみが流れ出し酸味が強くなってしまった。試飲したところ、ひどくまずかったという。糞をそのまま乾燥させてみたところ、予想以上の味わいに。ジャクーが食べたコーヒーの実は、体内でほどよく発酵され、完全に消化されないまま排出され、ジャクーが食べたさまざまな木の実の風味もまとっている。乾燥させた実は、色や形が整ったものだけ、手作業で厳選。その豆をおよそ200℃で20分焙煎。フルーティーな香りと甘みが特徴のコーヒー豆となる。コーヒー農園でははじめ、鳥の糞を集めることを多くの社員が嫌がったが、たくさん集めた社員にボーナスを支給すると率先して集めるようになり、生産量を年に4トンまで増やすことができた。希少価値があり愛好家も増え日本を含めた20カ国以上に販路が拡大しているという。ジャクー・コーヒーが人気を集めたことで、ジャクーを保護しようという意識が高まり、生息数が回復した。農園の社長は「希少なコーヒーを飲むことが環境・生物多様性の保全にも役立つ。すばらしいコーヒータイムになる」と話した。
小宮デスクはジャクー・コーヒーを飲んだことがあるといい、「もちろん糞の臭いはしない」「ジャクーはさまざまな果物を食べているから、淹れたてのコーヒーは果物が混ざりあったような甘い臭いがする。カフェインは通常のコーヒーの半分程度で、ふだん通常のコーヒーを飲み慣れている人には薄いと感じる可能性があるとのこと。コーヒーは育てるのが非常に難しい作物と言われており、長い乾期と日中・夜間の寒暖差が必要だという。気候変動がコーヒー栽培に与える影響を調べた研究機関によると、2050年までに6割の産地がコーヒー生産に適さなくなる可能性もあるという。
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厚生労働省は薬剤師による対面販売が必要な薬について、薬剤師がビデオ通話で服薬指導を行うことを条件にインターネット販売を認める方向で検討することとなった。これによって緊急避妊薬など対面での情報提供が必要な一部の薬を除き、ほぼすべての医薬品のネット販売が認められることとなる。厚生労働省は今後専門家の会議で議論した上で、2025年以降に薬の販売方法を定めた医薬品医療機器法の改正を目指すことにしている。
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先月山北町の共和地区に700年前から伝わる「お峰入り」が6年ぶりに披露された。男性88人が山伏や天狗などに扮して練り歩く。山岳信仰をもとにした踊りで、去年11月にユネスコ無形文化遺産に登録された。山間にある共和地区は人口約150人。人口減少が進み踊りの担い手不足が深刻だ。今年1月にあった保存会の会合では、今回は参加できないという声が相次いだ。そこで頼ったのは県外から移住してきた人達。20~40代の6人が花形の棒踊りを担う。12年前に千葉から移住し、地元の木工などを売っている池谷さんは、お峰入りに参加するのは初めてだという。棒踊りで難しいのは全員で動きを揃えること。地元の人から厳しい指摘もありながら迎えた本番。練習した足の運びは見事に揃った。このお峰入りは世界遺産の登録を記念し、来年2月海老名市で開かれる県のイベントでも披露されるという。
東京外国語大学の学園祭に訪れた。毎年3万人が訪れるという。外国語大学ならではの企画が施されていて屋台では30の国や地域ごとに料理店を出している。タイの屋台では具材をほぼ現地から調達した食材でマッサマンカレーを作っている。民族衣装の着用の体験も出来る。
株と為替の値動きを伝えた。
全国の気象情報を伝えた。
関東甲信越の気象情報を伝えた。