関門橋の耐用年数は存在しないとされ、未来永劫使えるとの構想で作られたという。高さは海上140m。構造の要はケーブル。1本1164mで取替が困難であり、これの保守点検が維持管理において欠かせない。担当者は”橋守”と呼ばれ、ケーブルの上を歩いての点検や、底面裏の海上64m部分を移動検査車で点検など行う。壇ノ浦パーキングエリアにはケーブルの実物大模型が存在。直径5ミリの線が1万4014本束ねられている。工事は1968年スタート。当時の最新国産工法「PWS工法」を活用。事前の試験など苦労を経て完成。
関門橋の最前線にある「アンカレイジ」は、吊り橋のケーブルを固定するための巨大コンクリートブロック。橋では2011年からは修繕工事が行われていて、乾いた空気を送り続ける送気設備が橋の両端に存在。ケーブル内の湿度を一定に保ち、鋼線が錆びるのを防ぐという。
関門橋の最前線にある「アンカレイジ」は、吊り橋のケーブルを固定するための巨大コンクリートブロック。橋では2011年からは修繕工事が行われていて、乾いた空気を送り続ける送気設備が橋の両端に存在。ケーブル内の湿度を一定に保ち、鋼線が錆びるのを防ぐという。