住民の高齢化が進む大阪府堺市の泉北ニュータウンで電気で動くバイク型の乗り物の実証実験が始まった。サドルが付いた特定小型原動機付自転車でハンドルのスロットルを回すと走行できるのが特徴。運転免許は不要だが、スマートフォンに専用のアプリを入れる必要がある。ヘルメットの着用は法律で努力義務となっていて、事故が起きた場合は保険の適用がある。泉北ニュータウンは65歳以上の高齢化率が37パーセントを超えているほか、路線バスの便数も減少していて起伏が大きい街の移動の利便性をどう高めるかが課題となっている。堺市などは来年度末mだえ実証実験を実施するとしている。