命を守る家具固定について福和さんは「家具がない部屋が一番安全なのでできれば家具は家具部屋にいれる」とし、L字金具が一番良いと紹介した。試算では現在の家具の転倒防止実施率は約35.9%で家具転倒による死者は約5300人だが転倒防止策をすることで約1800人にまで減るということ。特に高い建物のほうが揺れが大きくより大切、南海トラフ巨大地震のような長い周期のものは遠く届く長周期地震動で東日本大震災の時は遠く離れた大阪の高層ビルが揺れたという。
揺れへの事前対策、続いては耐震化について。木造家屋の耐震基準では1981年、81~2000年、2000年以降では基準が違う。壁が少なかった旧耐震基準から新耐震基準となり、その後補強や基礎をした現行の耐震基準となっている。ビルでは81年より前の基準と81年以降の基準のみで比較的小さな揺れには被害がないが強い揺れには命を守る設計となっている。南海トラフ地震は2つに分かれ、余震が多く起きたりするので何度起きても大丈夫なマンションがよいと解説した。
揺れへの事前対策、続いては耐震化について。木造家屋の耐震基準では1981年、81~2000年、2000年以降では基準が違う。壁が少なかった旧耐震基準から新耐震基準となり、その後補強や基礎をした現行の耐震基準となっている。ビルでは81年より前の基準と81年以降の基準のみで比較的小さな揺れには被害がないが強い揺れには命を守る設計となっている。南海トラフ地震は2つに分かれ、余震が多く起きたりするので何度起きても大丈夫なマンションがよいと解説した。