農林水産省によると、先週1週間に小売店で販売された米の平均価格は、5kgあたり3589円と、前週より13円下がり、8週連続の値下がりとなった。3500円台となったのは26週ぶりとなる。新潟・南魚沼市では、猛暑に加え、約1ヶ月まとまった雨が降らなかったことで田んぼが干上がっていた。肥料をまいても、水がないと肥料を吸えないため、効果がないという。稲に穂がつき始める8月上旬までに雨が降らなければ米粒が育たず、例年に比べ1割ほど減収になるおそれがあるという。新潟・上越市ではダムの貯水量が減少し、渇水対策本部を設置し、対象地域4万6000戸に40%以上の節水を呼びかけている。また、南魚沼市では、道路用の井戸を緊急使用し、用水路に水を供給するなどの支援を行なっていくとしている。