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オープニング映像。
阿部さんのもとに入社希望の若者がやってきた。現役のプロレスラーだが、それだけで生活するのは難しいという。阿部さんは採用した。一方、阿部さんは突然姿を消した18歳の板前見習いをずっと探し続けていた。パンチパーマがトレードマークのトワくんは先輩にも友達のように接していて、店で浮いた存在になってしまった。阿部さんの言葉で目が冷めたトワくんは変わり始め、先輩たちも受け入れ始めた。その矢先、ミャンマー人の見習いをケガさせてしまい、やる気の糸が切れてしまった。先輩たちも再び距離を取るようになった。阿部さんは六本木店の主任さんごさんに相談を持ちかけた。10年前に入社したさんごさんはかつてトワくんと同じような問題児だった。そんなさんごさんと働くことでトワくんにも変わってほしいというのが異動の狙いだった。異動をトワくんに伝えたが、本店はトワくにとってたった一つの大切な居場所になっていた。翌日、トワくんはいなくなっていた。
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トワくんのふるさとは漁業が盛んな小さな港町。店を飛び出した後、すぐに地元に帰っていた。高校2年生で退学になったトワくんはたった一人上京を決意した。その東京で見つけた新たな居場所が阿部寿司だったからこそ、それをどうしても失いたくなかった。高校時代の親友と再会した。後日、阿部さんにトワくんからメッセージが届いた。翌日、トワくんは阿部さんに戻らせてほしいと言った。3日後、トワくんは異動先にやってきた。1週間後、さんごさんが部屋を訪ねてきた。さんごさんはトワくんに包丁をプレゼントした。
阿部さんは毎年秋になるとふるさとの新潟県南魚沼市に向かう。実家は米農家で、稲刈りの時期になると必ず帰省している。もともと小さな農家だった阿部さんの実家。貧しい家族の暮らしが、阿部さんが板前を目指した理由だった。高校を卒業後10年間の修業を経て念願だった自分のお店を持ったのは30歳の時。2025年11月、父にがんが発覚した。
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2025年11月、父・勝さんにがんが見つかった。阿部さんは急きょ新潟に帰ることに。阿部さんはは突然実家を継ぐと言い出した。東京に戻った阿部さんは副社長の渡邊さんを呼び出した。渡邊さんの副社長就任後、取引先のビール会社で渡邊さんへの引き継ぎを行った。渡邊さんに社長業を引き継いで実家を継ぐことは簡単なことではなかった。年の瀬、毎年恒例のおせちを作っていた。2025年12月31日、渡邊さんのもとに母親が救急車で運ばれたと連絡がきた。
2025年12月31日、渡邊さんのもとにお母さんが救急搬送されたと連絡がきた。すべての作業が終わったのは元旦。疲れが抜けないまま新潟にやってきた阿部さんはお母さんが搬送された病院にやってきた。なんとか大事に至らずこの日で退院した。倒れた原因は心労による意識障害だった。地元の銀行で支店長を務める兄の正志さんは、従業員の人生を背負う弟のため実家を継ぐと言った。
阿部さんはお店にやってきた両親と兄のため、久々に自ら寿司を握った。六本木店に異動したトワくんは修業を始めて丸一年、顔つきも変わっていた。さんごさんのお陰ですっかり店にも馴染んでいる様子だった。きれいな卵焼きが焼けるようになっていた。
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