中国商務省の何亜東報道官は会見で、レアアースが輸出規制の対象になるかなど具体的な品目については言及しなかった。去年10月、総理就任後始めて中国の習近平国家主席と会談を行った高市総理。その1週間後の台湾有事をめぐる国会答弁について中国は繰り返し撤回を求めたが応じない高市総理。日中関係が冷え込む中、中国は新たな制裁として軍事転用可能な品目の輸出禁止措置を打ち出した。輸出禁止の具体的な品目は不明だが国営メディア「チャイナ・デイリー」は、レアアース関連品目の輸出許可の審査を厳格化することを検討していると報じた。木原稔官房長官は決して許容できないと強く抗議、中国に撤回を求めている。自動車などの製造ラインを作るのに欠かせないのがレアアース「ネオジム」が主成分の一つとされるネオジム磁石。一般に流通してるものはほぼ100%中国の輸入品だという。日本はレアアースの70%以上を中国からの輸入に頼っており輸出が制限されれば産業への影響は甚大。そんな中動き出しているのが国内でレアアースをとるプロジェクト。レアアースを多く含む泥は東京から約2000km離れた日本の最東端南鳥島周辺の海で発見された。今6000mの海底からレアアース泥を連続で引き上げる世界初の試みが始まろうとしている。内閣府の石井正一氏は、希望の光だという考え方でいる、地殻的に地震もほとんどなく安定した地質構造のところでレアアースの集体が存在していると話した。南鳥島がある太平洋プレートは穏やかで鉱物などが堆積しやすい。日本は2018年から本格的に調査を行っていたが、去年そこに中国の影が。中国海軍の空母「遼寧」が南鳥島の排他的経済水域に侵入してきた。探査船は1月11日に出港する。
