生殖医療専門医の菊地さんが実際の卵子凍結のやり方を紹介。まず問診で卵子凍結の流れについて医師から説明を受け、婦人科の検査を行う。その後、自分で1日1回、同じ時間帯にお腹に排卵誘発剤を注射する。菊地さんのクリニックでは月経開始から3日目から10日ほど注射を打つことが多い。場合によっては副作用もあり、薬も服用する。1週間注射を続けたら診察し、採卵の日を決める。採卵は採卵室で行い、経膣超音波に取り付けた0.7ミリほどの針で採取。手術は10分ほどで、卵子は凍結保存される。技術的には数十年は保存できるという。