- 出演者
- 鈴木奈穂子 博多大吉（博多華丸・大吉） 博多華丸（博多華丸・大吉） 駒村多恵 角谷直也 安部みちこ 小野文明 的場浩司 西尾まり
博多華丸・大吉らによるあいさつと朝ドラ受け。ゲストは的場浩司と西尾まり。
年収の壁は一定の年収を超えると天引きされる住民税、所得税、社会保険料が増えてしまうこと。ある調査によると年収の壁を超えないように働き控えをする人の割合は6割ともいわれる。今回は年収の壁をわかりやすく丁寧に説明する。
年収の壁について、自分が気にするべき壁がわからないと答えた人が多かった。 壁には100万円・103万円・106万円・130万円があり、住民税、所得税、社会保険が影響してくる。
福岡市の50代の女性は物流会社のパート従業員として、週3日働いている。103万円の壁を超えない範囲で働いていおり所得税がかからない。この4年で時給がアップし、労働時間も短縮せざるを得ず、時給アップが収入アップじゃない現実にモヤモヤしている。
ファイナンシャルプランナーの深田さんが登場。103万円の壁で悩む人は多い。税金は超えた分にしか税はかからないので、年収104万円の場合は住民税は年間8500円増、所得税は年間500円増となる。大きく手取りが変わるのが、106万円と130万円。130万円を超えると社会保険がかかってくるので、129万円と比べると手取りが年間16万円も減ってしまう。年収が153万円になるまで働かないと、129万円の手取りには追いつかない。時給1000円なら労働時間を年間230時間増やす必要がある。
106万円の場合、従業員数が101人以上の企業で働く人で、週の労働時間が20時間以上などといった条件がある。106万円を超えると105万と比べると手取りが年間で15万円減る。年収を125万円以上にしないと105万円の手取りに追いつかない。デメリットだけではなく、年金が増えるといったメリットもある。NHKプラスでは今日の放送を見直すことができる。
年収の壁・支援強化パッケージは一定期間手取りを減らさず働ける制度。このあとこの制度を利用した人を取材する。
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福岡県の運送会社で事務の仕事をしている小倉さん。小倉さんは社会保険料の負担が発生しない130万円の壁を超えない範囲で働いてきたが、支援強化パッケージの利用を決め、繁忙期の勤務時間を増やした。広報の仕事も任され、SNSで会社の活動を発信するようになった。小倉さんは家事や子育てを優先してきたが、会社から「正社員として働いてほしい］と打診された。家事や育児に支障が出ることを懸念したが、2年間扶養内で働きフリタイム勤務を検討するという。
しゅふJOB総研の川上さんが登場。年収の壁・支援強化パッケージでは130万円を超えた場合、一時的な増収であれば、連続2年まで扶養にとどまれるとしている。106万を超えた場合は国からの助成金が最長3年、最大50万円が企業側に支給される。川上さんたちの調査によると支援強化パッケージを「利用する」と答えた人は3割にとどまっている。背景にはわかりにくさがある。
社会保険労務士の安中さんは300社から相談を受けているが、支援強化パッケージは関与企業ではほとんど活用されていないという。先の見通しが取れないことに不安を持つ働き手も企業も多いという。都内で学校給食などをたがける企業は、時給を上げてきたが年収の壁により、労働時間を減らす人が増え、働き手不足に陥ってしまった。人事担当は支援強化パッケージの制度上の課題を感じている。安中さんはパート従業員が働き方を見つめ直すキッカケにしてほしいと考えている。
給食を手掛ける企業は支援強化パッケージが終わっても独自のキャリアアップ制度を検討している。それにより調理師免許取得などもサポートし、正社員登用制度も設ける。
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自分らしく働きたい、もっと働きたいと考える人にはおおむね時間制約の壁、時給相場の壁、キャリアブランクの壁がある。時間制約の場合は夫婦で話し合う。時給相場の壁は自分を再評価するキッカケに。キャリアブランクの壁もあるが、人生にブランクはないという。
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大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が移籍後初めてホワイトソックスとのオープン戦に出場し、ツーランホームランを放った。試合は9-6でドジャースの勝利。
気象情報を伝えた。
卵子凍結とは卵巣から取り出した卵子を凍結させ、妊娠・出産したいタイミングまで保存すること。実際に卵子凍結を行った人に話を聞いた。
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42歳のマリさんは34歳の時に卵子凍結をした。大学卒業後、大手企業で事務職として働き、20代後半に子どもがいる人生を想像するようになったが、当時は妊娠は出産は考えられなかった。企業に産休・育休制度はあったが漠然と不安があったという。34歳の時、自治体のHPで卵子凍結の助成制度が始まるのを知り決意した。36歳の時にパートナーができたが、パートナーの静止の運動率が低く、自然妊娠する可能性が低いことが分かった。そこで凍結した卵子で人工授精に挑み、女の子をもうけた。
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40歳のミカさんは38歳の時に卵子凍結をした。フリーランスで秘書などに従事し仕事第一の生活を送ってきたが、将来の出産について考えた。現在子どもはいないが高齢出産の不安があるという。
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卵子凍結について「体の負担とリスクをしりたい」「手術はどれくらいかかるの」といった質問が多く届いている。
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生殖医療専門医の菊地さんが実際の卵子凍結のやり方を紹介。まず問診で卵子凍結の流れについて医師から説明を受け、婦人科の検査を行う。その後、自分で1日1回、同じ時間帯にお腹に排卵誘発剤を注射する。菊地さんのクリニックでは月経開始から3日目から10日ほど注射を打つことが多い。場合によっては副作用もあり、薬も服用する。1週間注射を続けたら診察し、採卵の日を決める。採卵は採卵室で行い、経膣超音波に取り付けた0.7ミリほどの針で採取。手術は10分ほどで、卵子は凍結保存される。技術的には数十年は保存できるという。
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