リスクとしては卵巣過剰刺激症候群がある。排卵誘発剤の副作用で女性ホルモンが大量に出て、腹水がたまりお腹が腫れることで、術後は1週間程度は安静にする必要がある。菊地さんのクリニックでは5年間で卵子凍結した人は179人で、出産した人は7人だった。卵子凍結の年齢により妊娠率は変わる。費用は全て自己診療になるので保管料を含めて50~100万円ほどかかる。気になる方は不妊治療、または生殖医療専門医がいる医療機関へ。
生殖工学博士の香川さんは卵子凍結の技術が広がるにつれて、男女ともに妊娠・出産について考える必要があると考える。生物学的に産みやすい時期に、社会的な理由によって取り組めないケースは多く、社会的なサポートがもっと必要だという。
生殖工学博士の香川さんは卵子凍結の技術が広がるにつれて、男女ともに妊娠・出産について考える必要があると考える。生物学的に産みやすい時期に、社会的な理由によって取り組めないケースは多く、社会的なサポートがもっと必要だという。