厚労省が全国の勤務医の労働時間を調査したところ時間外・休日労働時間が年間960時間以上とみられる割合は21.2%となっている。亀有内科・呼吸器クリニックではデジタル化による対策で効率化を進めている。長時間労働が常態化する背景の1つに勤務医は診察に加え診断書作成などの事務作業を行うことがあげられている。亀有内科・呼吸器クリニックでは予約・問診・会計などこれまで別々のシステムで管理していた。それらを全てデジタル化させ必要な情報を集約させたことにより大幅に残業時間を減らすことができたという。また患者側にとっても待ち時間の短縮につながるという。一方救命救急センターなどでは体制が大きく見直されるかもしれないという。高橋教授は「どこかにしわ寄せがくる」などと話した。