ジェネリック医薬品を巡っては品質不正などによるメーカーへの業務停止といった行政処分が相次いでいて、およそ3年間供給不足が続いている。背景には企業が多くの種類の医薬品を少量ずつ生産する構造が広がっていることがあり、生産効率の悪さや品質不良のリスク増産への対応の難しさなどが指摘されている。これを受けて厚労省の検討会は昨日生産効率を上げるために企業の統合といった業界再編を促す必要があるなどとする報告書を取りまとめた。増産を行う体制の確保などを目指す必要があるとしていて、これらの対策について法的な枠組みの必要性も含めて検討を行うべきと結論づけている。東京・港区の映像。