企業が労働者に支払う最低賃金の今年度の目安額について、厚生労働省の審議会は先ほどから審議を再開した。今日にも決着する見通し。最低賃金を巡る審議会は昨日、労使双方の主張に隔たりがあるとして審議は一度打ち切られた。最低賃金は現在全国平均で時給1004円だが、物価の高騰が続いていることなどから労働者側は大幅な引き上げを求める一方、企業側は慎重な姿勢を示している。審議では全国平均の目安を過去最大となる50円程度引き上げて1050円台半ばとする方向で調整が進んでいる。
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