9月9日は救急業務などへの理解を深めようと厚生労働省と総務省消防庁が「救急の日」に定めている。これに合わせて”ことでん”=高松琴平電気鉄道の瓦町駅のコンコースで、高松市消防局の職員が救急車の適正な利用を呼びかけるパネル展示やパンフレットの配布を行った。パンフレットなどでは夜間に救急車を呼ぶべきか迷った際に助言を受けられるダイヤルが紹介されており、15歳以上が「#7119」、15歳未満は「#8000」に電話すると相談を受けられる。高松市消防局の管内では去年の救急出動が、およそ2万7000件で過去最多となったほか、通報から病院搬送までの時間も41分と5年前より7分長くなった一方、搬送された患者のおよそ4割が入院を必要としないケースだった。