広木隆さんがスタジオで解説「注目は木曜日に出てくる毎月勤労統計。実質賃金の動向が注目されているが、これ次第では日銀の利上げに対し金利が動いたりするのでは」、グラフ「現金給与総額(名目)、実質賃金」(出所:厚生労働省「毎月勤労統計調査」)、「同じ日にさくらリポートが出てくる。日銀の支店長会議でどんな話が出てくるか。特に日銀・植田総裁は春の賃上げ動向を見たいといっているので、賃上げに関して各地域からの情勢の報告もあるのでは」「日銀支店長会議の内容と毎月勤労統計の実質賃金の動向次第で金利が動き、為替、株価に影響するため注目」。金曜日に米国の雇用統計が発表される。三菱UFJモルガンスタンレー証券・植野大作さんがスタジオで解説「正月に米国の雇用統計が第2金曜日にずれ込んだため、日本の正月休みに相場があれずに済んだのはよかった」、表「米国雇用統計(実績と予想):雇用者数(前月比)、失業率、平均時給(前月比)」、「強弱入り混じる結果を予想。そういう結果になった場合、市場が織り込んでいる年内利下げ想定回数1.6回は、あまり変わらないのでドル円は150円台後半の水準をキープで週末を迎えそう。ネット技術発達で米国の指標結果や金融政策の織り込みは短期間で収れんしやすくなっている。今月中に米国側の要因で相場があれるとしたら、第2次トランプ政権による唐突な政策変更の方が心配になるため、当面は政治的なノイズに気を使う展開になりそう」。