テレビ朝日のSDGs企画を特集。きょうのテーマは、すべての人に健康と福祉を。こども食堂ならぬ“高齢者食堂”が全国で広がり始めている。東京・新宿区・BAR(バー)には夜ではなくランチタイムに65歳以上の人が集まっている。地域でボランティアをしていた小谷みどりさんの発見「一人で食事している高齢者が多く、昼間一人で食べている人が多い」と気がついたことが始まりだった。65歳以上のいる世帯は、全世帯の約半分、うち3割が単身世帯となっている。高齢者の孤立を防ぐために食堂を始めたという。高齢者食堂のもう1つのテーマは、終活で話したりする場がないと感じ、自身も夫と死別し終活について講演をしていて小谷さんへの相談をする人もいるという。高齢者食堂の献立は参加者が考えていて、発起人の小谷さんは「元気なうちに集まることで困った時に助け合える場になってほしい」とした。