3年前、32歳で舌がんと診断された女性。人とぶつかった衝撃で舌を噛み、傷が深かったため、口腔外科のある歯医者を受診。妊娠中だったことから、出産後も治らなかったら大きな病院で検査することに。その後、舌の傷は完全に治らず、大学病院を受診し、ステージ4の舌がんと診断された。首にも転移していたという。医師からは、舌を噛んだ傷が舌がんになった可能性があると指摘されたという。2回の手術で、舌の一部を切除し、腕の筋肉を移植して舌の形を再建した。現在は、経過観察中。国立がん研究センターによると、舌がんを含む口腔・咽頭がんの死亡者数は増加傾向にあり、2024年には8580人が死亡した。口腔・咽頭がんの罹患者数は、年間約2万3000人で、このうち女性は約6700人となっている。以前は、酒やたばこが原因と言われていたが、酒やたばこをやらなくても舌がんになる人が多くなったという。口腔がんの若年者患者が占める割合は、20年間で約2倍になっている。あごが小さく歯並びが悪いと、歯が舌にあたることが多く、そこでできた傷から舌がんになる可能性があるという。舌がんで闘病中の別の女性は、がんがあごに転移し、あごの骨を半分切除した。人の目を気にして、外食をすることは減ったという。
