全国の児童相談所が対応した子どもへの虐待の件数は昨年度22万3600件余りで、統計を取り始めて以来、初めて減少したが、依然として多い状態だ。昨年度に18歳以下の子どもが虐待を受けたとして児童相談所が対応した件数は、確定値で22万3691件で、過去最多だった前の年度より1818件少なくなった。件数自体は過去2番目の多さで、依然として多い状態となっている。心理的虐待が59.5%で最も多く、身体的虐待が23.5%、育児を放棄するネグレクトが15.9%、性的虐待が1.1%となっている。虐待した人の内訳は、実母が48.2%、実父が42.9%、実父以外の父親が4.9%など。児童福祉司が心身の不調などを理由に退職するケースが出ていて、こども家庭庁は、職員の増員や悩みを相談できる体制の構築など取り組みを進めている。
