格差が広がる「K字型経済」。東京・銀座の「STOCK PICKERS」で投資家の男性は「将来に対する希望が少し見えてきたっていうところでだったら(お金を)使っても大丈夫じゃないかと思い始めてきた」と話した。株価が高いうちに実物の資産に変えておこうという動きもある。店長の男性は「ダイヤモンド、高級時計など4桁万円(数千万円)するものを購入している方の話はよく聞く」という。デパート業界では高額商品の売れ行きが好調。三越日本橋本店では先月宝飾・美術・貴金属の売り上げが前年比29%増。一方で消費を抑える「節約志向」はレジャーにも及んでいる。長野県軽井沢町のスキー場のリフト券は去年より1000円超値上がり。ランチ価格もカレー牛コンビ1800円(税込み)、きつねうどん1000円(税込み)と物価高を反映。労働者の実質賃金は2025年分1.3%減少し4年連続マイナス(厚労省発表)。スキー場に来た家族はできるだけ節約しようとカップ麺で車中飯。一部の富裕層が株高に沸く一方で多くの人が出費を切り詰める日々となっている。高市政権では物価上昇に負けない賃金上昇を実現するための具体策が問われている。
