- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶をした。
衆院選の結果を受け激変した国会。水曜日の国会で自民党の控室では部屋に入りきれない議員が続出し、岸田元総理も立ち往生。大幅に増えた自民党議員の2割を超える66人が、初当選のいわゆる「高市チルドレン」。少数与党から一転、巨大与党を率いる総理に再任された高市氏は、直後の会見であらためて「責任ある積極財政」を強調した。衆院選の最大関心事であった物価高対策は進むのか、積極財政を旗印に総裁選に勝利して以降市場では株高と円安が同時に進行する「高市トレード」が加速している。株高の恩恵を受けられない人々には、円安による物価高が重くのしかかっている。月曜日に発表されたGDP(国内総生産)は、個人消費がわずかながら上昇した。背景にあるとみられるのが、K字型経済とみられる状況。株高を享受する富裕層の消費が全体を支え、物価高で節約志向が進む人たちとの消費との格差が広がる構図。
格差が広がる「K字型経済」。東京・銀座の「STOCK PICKERS」で投資家の男性は「将来に対する希望が少し見えてきたっていうところでだったら(お金を)使っても大丈夫じゃないかと思い始めてきた」と話した。株価が高いうちに実物の資産に変えておこうという動きもある。店長の男性は「ダイヤモンド、高級時計など4桁万円(数千万円)するものを購入している方の話はよく聞く」という。デパート業界では高額商品の売れ行きが好調。三越日本橋本店では先月宝飾・美術・貴金属の売り上げが前年比29%増。一方で消費を抑える「節約志向」はレジャーにも及んでいる。長野県軽井沢町のスキー場のリフト券は去年より1000円超値上がり。ランチ価格もカレー牛コンビ1800円(税込み)、きつねうどん1000円(税込み)と物価高を反映。労働者の実質賃金は2025年分1.3%減少し4年連続マイナス(厚労省発表)。スキー場に来た家族はできるだけ節約しようとカップ麺で車中飯。一部の富裕層が株高に沸く一方で多くの人が出費を切り詰める日々となっている。高市政権では物価上昇に負けない賃金上昇を実現するための具体策が問われている。
高市総理は施政方針演説で物価高に苦しむ中・低所得の方々の負担を減らすため給付付き税額控除について「国民会議」で検討する、「強い経済」の実現により賃上げの原資を生み出すと述べている。予算審議について既に衆院選で審議が約1か月遅れているものの高市総理は年度内成立に意欲をみせている。18日に総理は日本国憲法の改正・皇室典範の改正について「自民党は挑戦し続ける決してあきらめない私自身の信条」、衆院選の公約に掲げた飲食料品2年間消費税ゼロについても「野党の皆様からのご協力が得られれば夏前に中間とりまとめを行う」としている。元村有希子は施政方針演説について「熱は伝わってきたけれども首を傾げざるを得ないところもあった。消費税についてほとんど言及がなかった。本丸の給付付き税額控除だったらその検討を急いだほうがいい」などと話した。
中国の大型連休「春節」。山梨・富士河口湖町の富士山リゾートホテルは去年中国人客でいっぱいだったが今年は閑散としている。ことごとく団体旅行の予約がキャンセルされた。日本政府観光局が18日に発表した1月の中国からの訪日客は前年比60.7%と減少。国交省観光庁長官は「(減った)現象の要因があるわけですから」と話した。中国が日本への渡航自粛を呼びかけて3か月、高市総理は施政方針演説で外国人観光客について多くを語らなかった。アジア諸国は思わぬ特需を得ている。タイは中国人観光客が急増。韓国を訪れる中国人も前年比44%増(見込み)。ソウルの観光地では中国の電子決済「アリペイ」を導入した。
ことしの春節で大々的に披露されたカンフーロボットは、AIが制御する技術力の高さを見せつけた。そのAIに加え、通信システムなど最先端技術を支えるレアアースを握っているのが中国。日本はそのレアアースの7割以上を中国からの輸入に依存しているが、1月6日に中国が日本への軍民両用品の輸出を制限すると発表した。レアアースへの影響が心配される中、日本企業への影響はどうなのか。姫路電子はネオジムというレアアースを加工し、強力な磁石を製造している。この磁石はスマートフォンやEV車のモーター、医療機器などあらゆる先端機器に不可欠だという。しかし今中国からの入荷が激減している。足りない分は他国から仕入れているが、コストは2倍以上で安定的な量の確保も難しいという。高市総理は「特定国に依存しないサプライチェーンの再構築と、依存脱却のための同志国との連携を強化する」などとしている。
高市総理の発言への報復とされる中国側の措置。日本への渡航自粛要請の影響をみると、今年1月に日本を訪れた中国人旅行者は前の年と比べ6割も減少した(日本政府観光局 JNTO)。一方で韓国・台湾・オーストラリアなどからの旅行者が増えたこともあり、日本への外国人旅行客の全体の減少は5%ほどに留まっている。輸出規制の強化については、民生用のレアアースが対象となっているのかどうかが不明だったが、取材した会社の状況からは実質的な規制がかかっている様子が伺えた。高市総理は施政方針演説で「戦略的互恵関係を包括的に推進し、建設的かつ安定的な関係を構築していく方針。重要な隣国であり意思疎通を継続し、国益の観点から冷静かつ適切に対応していく」としている。薮中三十二「対話の道はオープンだと言っているが、もっと積極的に仲良くならなければいけない状況。安定的で建設的な関係を築きたいのであれば、トランプさんに3月に言えばいい。中国にルールを守らせ、その上できちんとした関係を築きたいと伝えてほしいという外交もあるのではないか」などと語った。
小泉防衛相が質問されたのは沖縄・宜野湾市のアメリカ軍の普天間基地をめぐる問題。日米両国は普天間基地返還で合意、移設先として名護市辺野古沖を埋め立て新たな基地建設を進めている。ただ新基地が完成後も普天間基地が返還されないのではという疑念が生じた。問題となっているのは滑走路の長さ。普天間は2740メートルも辺野古新基地は1800メートルが2本。アメリカの政府監査院は「短すぎる」としてアメリカ国防総省に代替滑走路の選定などを勧告していた。アメリカ国防総省は「代わりの滑走路の選定は日本の責任であり選定されるまで普天間基地は日本に返還されない」と回答していたことが明らかになった。小泉防衛相は長い滑走路の使用は緊急事態が発生したときの対応であり現行法でも調整が可能としたうえで「この条件(長い滑走路)が満たされないことで辺野古への移設完了後も普天間飛行場の返還がされないなどということは全くありません」と述べた。スタジオで谷口真由美は「小泉さんは私たちに言う前にアメリカに確認したのかと言いたい」、薮中三十二は「あれは小泉さんが正しい、問題は普天間の騒音」などと話した。
iPS細胞の作成で山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞して14年。iPS細胞を使った「心不全」と「パーキンソン病」治療のための2つの再生医療製品について、上野賢一郎厚生労働大臣が来月上旬にも製造・販売を正式承認する見込みだと発表した。iPS細胞は神経や筋肉などあらゆる細胞に変化できる“万能細胞”で、損傷した臓器や組織の機能を再生することが期待されている。今回実用化の見通しとなったのは心不全の患者の心臓に貼り付ける「心筋シート」と、パーキンソン病患者の脳に移植する製品。いち早く患者に届けるため、今回は販売後に改めて「本承認」を得る必要がある「条件・期限付き承認」となった。正式に承認されれば、世界初のiPS細胞を使った製品になる。元村有希子は「希少な日本発の成果であり、世界に誇れるメイド・イン・ジャパンの産物。これから臨床を積み重ね、安全性と効果を証明することになる。今後製品化していくうえで海外に負けないようにという視点は必要」などと語った。
ミラノ・コルティナ五輪スピードスケート女子500mで、今シーズンほとんど出場していない高木美帆が得意種目ではないのに銅メダルを獲得した。次のメダルマッチは、女子団体パシュート3位決定戦。日本はアメリカに勝利し、3大会連続のメダルを獲得した。高木の今大会のラストレースは1500mで、この種目の世界記録保持者だが五輪での金メダルを取ったことはない。4年前の北京五輪後に引退を予想する声があった中、「1500mで金メダルをとりたい」と現役続行を表明した。願いは叶わなかったが、勝った選手を拍手で称える高木の姿は最高にアスリートだった。
高木美帆の結果について、岡崎朋美は「やりきったと思う。本人もボロボロだったと思うが、よく頑張った。股関節に柔軟性があり、ストロークが伸びるのが特徴。年齢的にはまだ若いので、整理して次につなげていくのもいいのでは」などとコメントした。
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2月17日火曜日に行われたフィギュアスケートペアフリーに、三浦璃来・木原龍一のりくりゅうペアが出場した。金メダル最有力とも言われた2人だったが、前日のショートプログラムではリフトでまさかの失敗。5位と出遅れ、木原は大きく肩を落とした。一夜明けても涙が止まらなかったという木原だが、大逆転をかけて臨んだフリーではいつも通りの息ぴったりな演技を取り戻し、今度は成功で涙。フリーの世界最高点でトップに立ち、金メダルを獲得した。
りくりゅうペアも応援に駆けつけた女子フリーでは、ショートプログラム4位の千葉百音が自己ベストの217.88で暫定トップに立った。残るは3人、まずはアメリカのアリサ・リウが完ぺきな演技で千葉百音を超えトップに。最後のオリンピックに挑む坂本花織は、途中予定していたコンビネーションジャンプが単独になるミスがあった。坂本はわずかにリウに及ばず、暫定2位となった。初めてのオリンピックでショートプログラム1位の中井亜美は冒頭にトリプルアクセルを決めるなどし、日本フィギュア史上最年少となる銅メダルを獲得した。銀メダルの坂本花織と共に日本女子史上初のW表彰台、千葉も4位入賞を果たした。
フィギュアスケート女子シングルがW表彰台、りくりゅうは金メダル。岡崎はフィギュアの活躍について「最初からすごいみんなの雰囲気が良くて、みんな仲良し。お互いに盛り上げていい成績を上げてくれた。チームワークがすごかった」、吉井は「スタッフの人たちの努力もあってここまで来てるのかな。特に体力とメンタルは日本はここ最近すごく伸びたのかなと思う」などとコメントした。
日本スノーボード陣は今週もメダルラッシュ。スロープスタイルで女子は深田茉莉が冬のオリンピック女子史上最年少の金メダル、村瀬心椛が銅メダルを獲得した。深田は「スノーボードやってきてよかったなって心から思えた瞬間だった」、村瀬は「この悔しい思いを次のオリンピックでぶつけたい」などと述べた。男子では長谷川帝勝が初の五輪でこの種目日本男子初の銀メダルを獲得した。
男子デュアルモーグルは相手との駆け引きがあるためスピードを出しすぎてコースアウトや、転倒も起こる種目。堀島行真は決勝でキングズベリーと滑った。堀島は2つ目のエアを跳べず銀メダル。それでもモーグル初の1大会複数メダル。
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スキージャンプの新種目、男子スーパーチームに二階堂蓮、小林陵侑が出場。3回目に二階堂は138.5メートルのビッグジャンプで、日本は1人目を終えた時点で2位。ところが雪が激しさを増すと天候悪化で競技打ち切りが決定。2回目終了時の結果が最終順位となり日本は6位。二階堂は「これがオリンピック、そう思うしかない」などと述べた。
岡崎は「もう少し時間置いても良かったのかなって思う。ちょっと喝を入れていいですか?」、「4年に1度のオリンピックなので選手に発揮させてあげたいっていう気持ちはある」、「スノーボードの方はあっぱれ」、吉井は「スノーボードの村瀬心椛は銅メダルだったが、自分も見てて一番かっこいいなと思ったが、あのあとの悔しい顔はすごい印象的」などとコメントした。
アジアクロスカントリー選手権と並行して行われた日本選手権に3000m障害の日本記録保持者、「ドラゴンミウラ」こと三浦龍司が出場した。野原や森の中を走ってタイムを競うクロスカントリー。今年のアジア大会は5000mでの出場を目指す三浦にとって絶好の鍛錬の場となった。三浦が連覇達成となった。
今年から競歩の国際大会で距離が変更。それに伴い名前もマラソン競歩、ハーフマラソン競歩になった。日本選手権ハーフマラソン競歩で注目は20キロ競歩の世界記録保持者で15日に誕生日を迎えた山西利和。山西は1時間20分34秒の世界記録で優勝し、アジア大会代表に内定した。
