ここ11年で8度の総合優勝を誇る青山学院。しかし史上最強軍団といわれた優勝メンバーのうち6人が卒業し、大きく戦力ダウン。今年10月の出雲駅伝ではここ14年で最低の7位と惨敗。先月の全日本大学駅伝でも3位。それでも原監督は「手応え十分」と話す。その自信の裏には次世代エースの存在が。選抜強化合宿では、駅伝に向けたイメージを養うため恒例の単独30キロ走が行われ、トップでフィニッシュしたのが折田だ。折田は世代ナンバーワンとして青山学院に入学したが、練習量増加に適応できず何度も故障。そこでこの1年はケガをしない体づくりを徹底。青学独自の筋力トレーニングで体感強化・筋力アップを図った。ごはんの量も100グラムアップ。折田の取り組みの成果が出て、宮古サーモン・ハーフマラソンで初優勝し、MARCH対抗戦2025でもチーム2位。折田は「優勝に貢献できるよう頑張ります」と、原監督は「総合優勝必ずやります」などとコメント。
