柿沢未途前法務副大臣の議員辞職に伴い行われる東京15区の補欠選挙を巡っては小池都知事の出馬が取り沙汰されていたが、政治団体「ファーストの会」から作家の乙武洋匡氏を擁立すると表明。小池知事は乙武氏について「インクルーシブな社会を体現し実現する人物である」などと評価した。乙武氏を巡っては2016年に女性問題が発覚しその年自民党候補として参院選出馬を検討したものの辞退していた。小池氏は直接乙武氏から「二度とそういう過ちを侵さない」と言われその後誠実な活動を続けていることを確認しているとしている。自民党は派閥の裏金事件の影響もあり東京15区への独自候補の擁立を見送る方向で公明党とともに乙武氏の推薦を巡り調整を進めている。