きのう投開票が行われた東京都議会選挙は都民ファーストの会が32議席で第1党に返り咲いた一方、自民党は22議席で過去最低となった。都民ファーストの会・森村隆行代表は「一緒に協力していただける会派としっかり手を携えて都議会の運営を前に進めていきたい」、自民党・井上信治東京都蓮会長は「非常に厳しい選挙だった」と述べた。東京都議選は物価高対策や政治とカネなどが争点。公明党は19議席で候補者全員の連続当選は8回で途絶えた。立憲民主党は17議席、共産党は14議席。国民民主党9議席と参政党3議席は都議会で初めて議席を獲得。公明党・斉藤鉄夫代表は「党の努力不足に尽きる」とコメント。今回の都議選は来月の参院選の前哨戦とされ、結果がどう影響するか注目される。投票率は前回を約5ポイント上回り47.59%だった。