今日の高市首相の答弁は政治とカネの問題をめぐる陳謝から始まった。高市首相が官房副長官に起用した佐藤啓参院議員は、政治資金収支報告書に不記載があったうえ選挙による審判を受けていないとして野党側が国会運営の会議などへの出席を拒否している。高市首相は、佐藤副長官に再起の機会を与えてほしいと理解を求めた。一方高市首相が検討を指示した労働時間の規制緩和をめぐっては、働く現場から強い懸念の声が上がっているとの指摘に対し、様々な意見を伺いつつ働き方の実態とニーズを踏まえ検討を深めていくべきとの考えを示した。午後は衆議院の本会議で国民民主党の玉木代表、公明党の斉藤代表らが質問に立つ。
