投開票を20日に控えた参議院選挙は終盤戦、各党SNSでの情報発信に力を入れている。会見や街頭演説などを短く編集し投稿された切り抜き動画を多くの街の人は参考にしているという。選挙ドットコムによると今月3~13日までのYouTubeの選挙関連動画再生数は合計約9億回以上で9割以上が政党や候補者以外の第三者による切り抜き動画が多いという。番組は登録者3万2000人の政治系チャンネルを運営する男性を取材した。会見や演説を10分程度に編集し作成、動画の中には100万回超えのものもあるが許可を全て取っているわけではなく無断使用がベースのスタンスで削除要請が来た場合は動画を消すことになるとした。投票に影響を与える切り抜き動画について東京大学大学院鳥海氏は「マスメディアでは出しきれない情報・出てこないような情報に触れることができるのが最大のメリット」としたが編集によって事実が捻じ曲げられることがあるので注意が必要だとした。