専門家はSNSと選挙の関係に詳しい国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一准教授、フジテレビ政治部長・高田圭太。番組が取材した注目の選挙区は鹿児島選挙区で4人が立候補している。FNN世論調査が14日に発表されたが、鹿児島選挙区は野党優勢となっている。高田は「自民党支持層の票が自民党の候補に入っていない」などと指摘した。今回の参議院選挙は1日あたりのSNS投稿数が前回の参院選と比較すると4.64倍に増えている。国際大学・山口准教授は「去年を日本におけるSNSと選挙の転換点だったと考えている。東京都知事選とか兵庫県知事選などにおいてSNS上で人気となった候補が躍進している」などと述べた。投稿ワードで見る参院選。いま各党の何に注目されているのか。各党のSNSにあがった投稿を可視化したものを紹介。成田修造は「印象的なのは怒りのマーク」などとコメントした。自民党は現金給付、2万円、移民政策、責任などがある。自民党の中にれいわ新選組や山本太郎の名前があがっていることについて山口准教授は「れいわ新選組の支持者とかも自民党について批判を繰り返している」などと指摘した。日本維新の会は外国、無償化。参政党は神谷代表の名前が数多く上がっている。外国人政策については排外という言葉がある。今回の参院選は外国人に関するXの投稿数が1番という状況。山口准教授は「主に参政党などは外国人に関して主な主張として掲げていて、その政党がものすごくSNS戦略がうまい。参政党は拡散数が多い」、にしおかすみこは「外国人っていう一括りにするのは危険かなと思う」、成田は「SNSのいいところって色んな情報がとれるがある意味分断を作りやすい」などと述べた。国民民主党については手取りを増やす夏、103万というキーワードがあがっている。山口准教授は「比較的冷静な単語が多い」などと指摘した。れいわ新選組は山本太郎、消費税廃止、YouTubeというキーワードがあがっている。立憲民主党は、野田代表の名前が目立つ。その中に立憲共産党など実在しない政党名がある。