近年のアメリカ政府というのは度々、機能停止に陥っている。クリントン時代、オバマ時代と与野党の対立が徐々に厳しくなっていて前回、第1期トランプ政権のとき1か月以上政府機能が停止した。双日総合研究所・吉崎達彦は「9月29日に米軍の全世界に散らばった高官を呼び戻したがその時点で、政府閉鎖なったらどうやって帰るのか、全く考えてないと思う」と批判。トランプ政権もある種もこれが起こることはもう覚悟してあまり気にせずに、政権運営しているとみられる。吉崎は「政府閉鎖ってのは普通は共和党が仕掛けるが、今回珍しく民主党側が仕掛けてる。シューマー院内総務が今までちょっと弱腰すぎたっていうか下から突き上げを食らってるんでなかなか妥協しにくい。ただ民主党が言っている問題は、このオバマケアの補助が打ち切りになると言ってるけどその打ち切りになるのって年末だから、今言っても、あんまり切迫感なくて、まさか年末まで政府閉鎖を引っ張ることはないでしょうからさすがに、つらいんじゃないかと私は思う」とコメント。そして今回も金曜夜の雇用統計が出ないということになる。吉崎は「民間の統計だけでやっていかなきゃいかん、すると10月のFOMCはどうなるのか、金融政策にも不透明感が出てくると思う」と指摘した。
