王座戦で初防衛を果たした将棋の藤井聡太七冠(22歳)が、就位式に出席した。藤井聡太七冠は「初防衛を目指すという立場ではありましたが、気持ちのうえでは再び挑戦者として、前期よりも良い内容の将棋を指せればと思い、対局に臨みました」と語った。藤井七冠は今年、「叡王」のタイトルを失ったものの、八大タイトルの一つ「王座戦」で初防衛を果たし、8つのタイトル戦全てで防衛に成功する前人未到の快挙も達成した。また、来年の王座戦の開幕戦がシンガポールで開催と発表され、「非常に楽しみ、海外の方にも将棋の魅力をより身近に感じていただけたらと期待しています」と意気込みを語った。