パリ五輪での選手の「敗戦の弁」を紹介した。柔道男子100キロ級の東京五輪金メダリスト・ウルフアロンは、敗者復活戦で敗れた。柔道人生の集大成にしたい大会だったから、心残りはある、一度は柔道をやめようとしたが、この舞台に戻ってくることができて良かったなどと話した。3大会連続出場の柔道女子63キロ級の高市未来は、2回戦で敗退した。何度挑んでも越えられない壁、挑めたことが人生にとって素晴らしいことだったなどと話した。2人は、柔道混合団体で銀メダル獲得に貢献した。東京五輪競泳個人メドレー2冠の大橋悠依は、準決勝で敗退した。自分自身の選んだ道を誇りに思っている、夢に見ていた有観客のオリンピックを心から楽しむことができたなどと話した。バドミントン女子シングルスの山口茜は、準々決勝で敗退した。たくさんの人の声援が聞こえて、幸せな時間だったなどと話した。今大会で現役引退を表明しているバレーボールの古賀紗理那は、仲間の輪の中で泣き崩れていた。