副総統として蔡英文政権を支えてきた頼清徳候補が率いる民進党がトップを走っていて主張は台湾の独立である。候補の故郷の万里区は萬里蟹が名産で漁業の盛んな街である。頼清徳候補は幼少期に炭鉱作業員の父を事故で亡くし母のもとで厳しくしつけられてきた。頼氏と一緒に遊んでいた人は貧しい暮らしを過ごしていたと話す。中学校の同級生は人間性について誰とでも仲良く出来たとした。医師だった頼氏が36歳の時に転機が訪れる。台湾海峡危機に始まったのが民主化の父李登輝総統が当選した市民による直接選挙である。議員として初当選し台湾の民主化とともに政治家人生を歩んできた。残り10日となり、新北市では民主主義の台湾をつくってあるき続けるとした。経済復活を訴える候友宜候補が訪れたのは中央広場である。中国との対話を重視していて、日本との対話はインドネシア太平洋地域の中で貿易や科学技術に関する緊密な協力関係を築きたいという。