帰国中の機内で記者団に話したトランプ大統領。習主席から有事の際アメリカは台湾を防衛するのか尋ねられ、「そういうことは話さない」と返答。今回の会談、台湾問題を巡り両者の間で緊張が走る瞬間があった。国賓待遇で迎えられたトランプ大統領。会談は当初友好的なムードで進んでいたが、国営・新華社通信によると記者団が退出したあと習主席が「台湾問題は両国の関係において最も重要だ。適切に処理できなければ両国は衝突し非常に危険な状況に陥る。米国は台湾問題を最大限の注意を払って処理しなければならない」と切り出した。世界遺産「天壇公園」を訪れた両首脳は友好ムードから一転。記者の質問に応じなかった。ケネス・ワインスタインは「習主席は自国の利益を優先するトランプ氏なら交渉によって台湾との関係に溝を作れると踏んだのではないか」と分析。台湾は危機感を強めている。去年12月、トランプ政権は台湾への約1兆7000億円の武器売却を承認。台湾は中国の脅威に対抗するため防衛強化策を打ち出している。米国による台湾への武器売却を巡って会談で動きが見られた。
